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妊娠と歯周病

妊娠と歯周病

妊娠中の女性は歯周病にかかりやすいということを、ご存知でしょうか?歯周病菌の一部には女性ホルモンを栄養としているものがあり、女性ホルモンが急増している上に免疫力が低下している妊婦の体は、格好の繁殖場所であるというわけです。

妊娠と歯周病の関係について、アメリカでは「歯周病は早産及び低体重児出産の危険因子のひとつである」という大変興味深いデータが発表されました。

これは、妊娠37週未満で出産に至った「早産」のうち、2500g以下の「低体重児」を出産した母親に歯周病の人が多く見られたことをきっかけに行なわれた研究であり、歯周病によって6割以上の歯周組織が侵されていると「早産」かつ「低体重児出産」のリスクが通常の6倍、初産の場合では7倍も高くなるとのことです。

また、最近では歯周病が重度になると流産にも関係してくるということがひとつの可能性として挙げられており、女性は特にプラークコントロールを意識して行なう必要があるといえます。

しかし、妊娠中の女性の中には悪阻(つわり)がひどく「歯磨きをするのが辛い」という方も多くいらっしゃることでしょう。

そのような場合には、まず歯ブラシや歯磨き粉を見直してみてはいかがでしょうか。

ヘッドが小さめの歯ブラシ(子ども用がおすすめ)や、甘みや刺激の少ない歯磨き粉に替えることで、歯磨きが以前よりも楽になる可能性があります。

もし、それでも歯磨きが辛いというようであれば、無理にする必要はありません。

歯磨きの変わりに、殺菌効果のあるうがい薬やデンタルリンス、歯間ブラシをこまめに使うことで、歯磨きと同様の効果を得ることが可能です。

なお、妊娠に関わらず、歯周病は30代後半あたりから急激に羅患率が上がるという特徴があります。

妊娠を希望されている女性は、妊娠前に一度歯科医院へ行き、歯周病や虫歯などがないかチェックしてもらうと良いかもしれません。

歯科医院で専門的なプラークコントロールを受けたり、正しい歯磨きやケアの方法を習得したりすることによって、いつでも元気な赤ちゃんを授かる準備をすることにつながります。

恐い歯周病では、歯周病について解説しています。ぜひ参考にしてください。

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